以前、成都のホテル(クラウンプラザ成都)記事を書きました。その際に人生初の火鍋を成都で食べることができました。しかも、幸運なことに四川省成都は火鍋の本場。タイトルのとおり、強烈な辛さだったのですが美味しかったし、また行きたいのでメモにて。
目次
成都と言えば火鍋(とパンダ)、火鍋といえば成都!
火鍋、、、日本でもお店がいくつもあるくらい有名な料理ですね。中国でもあらゆる場所でお目にします。ただ、火鍋の本場はやはり成都でしょう。四川省成都市内には、いたるところに火鍋の店があります。四川の代表格料理になった理由はよく分かりませんが、四川は全体的に辛い料理が多いです。四川の気候は湿度が高く温暖であるため、辛い料理で発汗作用を促すたし夏バテを防いでいるようです。
そもそも火鍋とは
火鍋の起源は、内モンゴルの羊肉料理として発祥したものであるとか[2]、磁器口の船乗りが牛・豚の内臓に塩・山椒を振りかけて完成した事により広まった「重慶火鍋」、「四川火鍋」などの名称で火鍋料理が知られるように、中国四川省を発祥としているとも言われるが、はっきりとはわかっていない。火鍋 - Wikipedia
Wikipediaを見ていても火鍋の歴史は古く、中国全土に浸透しているためか色々な種類があるみたいです。例えば、鍋の真ん中が仕切られているようなタイプだとか、しゃぶしゃぶみたいに真ん中が空いてたりとか、仕切りが全くないタイプだとか。辛さや調味料も地方によって微妙に違うのでしょうね。
ちなみに成都の方に火鍋のことを聞くと、
「北京の火鍋と自分たち(成都)のは全然違う。北京のは美味しくないね」
的なことを言っていました。
この発言から分かるように
「火鍋といえばおれらっしょ」
みたいな雰囲気が漂っていました。
自分が食べた火鍋
本題す。連れてってもらったのはこのお店。曰く人気店だとか。実際、内装もきれいで店員さんもしっかりしてましたし、お店のレベルはかなり高いと思われます。
てか、「蜀九香」でググったら普通にHitしました。成都市内に3店舗あるくらいで、Trip Advisorでもまとめられていて、普通に評価高いです。やはり、いい店だったんすね。
席につくと早速2つに仕切られた鍋が運ばれてきました。明らかに「辛い」のと「そうでない」のに分かれていました笑
お客さん(現地の人)からは無理すんなよ的なニュアンスで、我慢できなくなったら白いほうで食べてねと勧められました。改めて見ても辛そう、、、黒いスープに唐辛子と調味料がぶっかけられています。この時点で匂いも既にかなり辛そうでした。
この鍋に肉やら野菜を入れて食べます。ここらへんは日本のすき焼きとか鍋と大差ないです。
自分が最も問題視したのはとんすい(受け皿みたいなやつ)のタレでした。すき焼きでは卵、しゃぶしゃぶではゴマダレなどに具材をつけて食べますが、火鍋は何につけるのか?
どろっどろの油でした。
オイリー、、、
実際はこんな缶に入ってたのを皿に入れました。色は赤いものの味はついてなく、ただただ油っぽかった。
後ほど、中国人に詳しく聞いてみるとゴマ油みたいなものと思えばイイとのこと。そんなもんか?うん、まあいいや。
この火鍋用の油にねぎとパクチーといった薬味、さらににんにくを入れて完成です。見た目からして強烈ですねー、強烈でした。伝わり辛いこんな感じです。
写真でもわかる通り、辛い料理を食べるときは王老吉のようなお茶は必須です。一緒に頼みましょう。
準備を整えたあとは、日本のお鍋と同じように
- 鍋から具材をとる
- タレにつける
- 食べる
の繰り返しです。やはり、2つに仕切られた赤い(もはや黒い)方は半端なく辛かったですね。汗が止まりませんでした。後半は下もマヒしてましたし。
成都の方々は終始涼しい顔で、一滴も汗を流さず完食していました。すごいっす。ありえん。
といっても、火鍋は本当に美味しかったです。汗をかきながらも、舌がやられながらもヒーヒー言いながら食べました。脂っこくて辛かったのでお腹を壊すんじゃないかと心配でしたが笑
ちなみに具材はお肉(羊、牛、豚)や野菜、豆腐といった感じ。中国で食べる羊肉はやっぱ美味しいです。
こんな感じ。四川にいくときは、ぜひともまた行きたいです。ちなみに火鍋は英語で言うとHot Pot(ホットポット)とのこと。
成都に住んでいる方や火鍋を食べたことがあるかたはコメント下さい!間違いがあったらご指摘お願いします。
ご家庭で味を再現しようと思ったら中国在住の以下を方を参考にしてみたらいいかもしれません。かなり再現性高いと思います!
ちなみに恒例のお茶はこちらで紹介しています。