中国関係の仕事をしているみなさん
2019年の10月1日、中国の国慶節(中国の建国記念日)には要注意です
中国と仕事する時や出張する時に何か気を付けていることはありますか?
文化の理解や言語、人によって色々気をつけていることは多数あると思いますが
個人的には中国の祝日には特に気をつけるべきかと考えます
日本とは当然祝日が異なるので、祝日を理解していないと可動日がズレてしまい仕事がスムーズに進みません
しかも、中国は日本と異なり春節や国慶節などの大型連休がありますので仕事への影響が非常に大きいです
本記事では、今年が中国建国70周年ということで国慶節にフォーカスして、中国と仕事をしている方向けに記事を作成しました
国慶節とは中国の建国記念日であり10/1~7の7連休
中国には旧正月の春節と並ぶ国慶節と呼ばれる大型連休があります
ちなみに春節は太陰暦を基に決められているので祝日の日付が毎年異なりますが
国慶節は毎年10月1日~7日となっております
中華人民共和国における国慶節の制定は、1949年10月1日に天安門広場にて中華人民共和国の建国式典が行われ、毛沢東により中華人民共和国の成立が宣言されたことにちなむとのこと
この国慶節の期間は春節と同様に中国の仕事は完全にストップします
中国との仕事や出張は潔く諦めましょう
さらにこの期間は中国全土の中国人が旅行や帰省するので数億人の大移動が起きます
具体的には2017年には7億人の中国人が旅行に出かけ、海外には8兆円ものお金を落としたそうです
恐るべし大国中国ですね
なので、この時期は中国行きの航空券だけでなく、アジア近辺のホテル宿泊費用が高騰する傾向にあります
中国関係者だけでなく国内の人も要注意ですね
北海道や京都には中国人がたくさん訪日するのではないでしょうか
仕事への影響は?建国70周年は軍事パレードや通信規制などに気をつけよう
中国には4000年の歴史があるんじゃないの?
というツッコミはさておき、今の共産党体制である中華人民共和国は1949年に建国されました
つまり今年でキリのいい70周年となります
70周年ということで共産党としては大々的な軍事パレードやそれに伴った通品規制や交通規制が起こると考えられます
実際にはWikipediaによると
中華人民共和国では、建国1周年(1950年)から10周年(1959年)まで毎年閲兵式(軍事パレード)が行われていたが、その後中断。以降は35周年(1984年)、50周年(1999年)、60周年(2009年)にそれぞれ行われた。
とのこと。
今年も軍事パレードを行うのは確実でしょうね
軍事パレードに伴い北京市内の交通規制ならびに警備は非常に厳重になります
国慶節前からこの傾向は強くなるので9月中旬以降の出張も少し気をつけた方がいいかもしれません
また、期間中に出張する方はいないと思いますが通信規制やネット閲覧規制も強化されるので中国のネットで仕事する方は気をつけましょう。
中国との電話会議も繋がりにくくなる可能性が高いです
中国の特別なネット事情に関しては以下の記事を参考にどうぞ
中国出張でLINEやGoogleを使いたければイモトのWifiがおススメ!4つの理由と一緒に紹介 - 嫌いな中国出張はきっと好きになる
まとめ
中国の長期休暇は仕事をする上で要注意ですが、今年の建国記念日である国慶節は盛大なイベントになるので10月1日の1週間前くらいから注意しておきましょう
私の周りの中国人も9月末から休む人がけっこう多いです