嫌いな中国出張はきっと好きになる

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行きたくない中国出張が楽しくなる!中国を題材にした漫画などの作品を紹介


 

急に中国へ出張・駐在を命じられたら率直にどう思うでしょう?

 

喜ぶ人は正直ほとんどいないと思います

 

自分も最初はそうでした。


急に中国出張の仕事を任され、最初は出張が苦痛だった日々。。。

 

自分も当時は中国をよく知らなかったこともあり、 

中国に対して以下のようなイメージを漠然と持っていました。

  • 空気が汚い
  • マナーが悪く、民度が低い
  • 治安が悪い

 

このようなイメージを持って出張するのは面白くないですし、自分の時間が勿体無いような気がしました。

 

そこで中国出張を少しでも楽しめるように中国関連の漫画や映画などの作品を積極的に見るようにしました。

 

中国は歴史が長く、日本と関わりが深く、世界遺産も豊富なので調べればきっと新しい発見や刺激があるはず。。。


この試みはズバリ当たり、中国関連の作品を読めば中国各地の文化や習慣、料理に関して知識が増え、

作中で見た実物に出会う度に興奮し、出張が徐々に楽しくなりました。


副産物的に歴代の王朝や日中の歴史にも無駄に詳しくなりました。

 

本記事では中国出張や駐在に前向きでない人のために、

中国出張が楽しくなる漫画や映画などの5作品をご紹介します

 

 

1.日本で知らない人はいない中国で生まれた傑作「三国志」


なぜか中国よりも日本で人気がある三国志、周りにもファンは多いのではないでしょうか。


時代で言うと黄巾の乱の蜂起(184年)による漢朝の動揺から西晋による中国再統一(280年)までを指していると言われ、

劉備や孔明や曹操など数多くの有名人が登場します。


中国全土で繰り広げられた出来事なので、

縁の地も多く出張時に地図を眺めるだけでも楽しむことが出来ます


勿論、中国でも人気があるので中国人と作品について話すことが出来ます。

ちなみに中国では曹操が最も人気らしく、人気歌手が曹操と言う曲名で歌も出しています。

 

日本には三国志を題材にした作品が星のようにありますが最も有名なのは吉川英治や横山大観じゃないでしょうか

本国が怒りそうな 奇抜な作品も多数あり、お色気路線の作品もあります

 

 

2.山崎賢人主演の映画で話題!春秋戦国時代を描いた「キングダム」

ここ数年で最も勢いのある漫画の一つ、キングダム。アメトークでも取り上げられ話題になりました。


今年は山崎賢人主演で映画化も決定しており、ますます注目が集まっています。


時代としてはかなり昔の春秋戦国時代と呼ばれる時代で、

紀元前770年から紀元前221年までの500年間も続いた戦乱時代の物語です。


三国志よりもけっこう前の時代で、「こんなに昔の話なの!?」と驚くヒトもけっこう多いです。

 

ちなみに日本だと縄文時代や弥生時代なので日本史だと序盤も序盤ですね。

 

こちらの作品も中国全土に縁の土地がありますが、特に西安が最も分かりやすいです。

 

西安には長安や世界遺産に登録されている秦始皇帝のお墓があり、

中国の歴史上非常に重要な街ですが、キングダムの作中でも勿論重要な街となっております。

 

3.北京に行く人は必見。映像美と音楽に圧倒される映画「ラストエンペラー」

中国関連の映画でもトップクラスの完成度を誇るイタリア映画です。


坂本隆一が作品中の音楽を担当し俳優としても登場していることもあり日本でも大
変話題になりました。

 

ストーリーも清の皇帝である溥儀が満州国を設立するなど、

歴史上日本と関わりが深く日本人役も多数出演するので関心を持った日本人も多いと思います。


物語の完成度、映像の迫力、楽曲のレベルの高さなど非常に見応えのある作品です。


特に当時の胡宮(紫禁城)を貸し切って撮影したと呼ばれるシーンは圧巻で、

この作品を見ると天安門広場や故宮についつい行きたくなってしまいます

 

時代も1900年頃と比較的近代の内容なので、とっつきやすいと思います。

 

 4.殷と周時代の仙人と妖怪の戦争を描いたジャンプ作品「封神演義」

中国要素は濃くありませんが、自分はこの作品で中国歴史に触れるハードルが下がりました。


ジャンプで人気連載された封神演義という漫画です。

バトル要素が強いですが、原作は中国に実在する明の時代に出た小説作品が原作です。


殷は考古学的に中国最古の王朝と呼ばれ、紀元前1700~1000年頃の時代です。

三国志や西遊記と比べると有名ではありませんが、この漫画は歴史物とは思えないくらい非常に読みやすい作品です。

 

作中に特定の地名が登場するわけではありませんが殷時代の遺跡が中国河南省の安陽市にあるので、

聖地巡礼はできるんじゃないでしょうか。

 

6. 中国ビジネスの教科書「取締役 島耕作」

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日本で非常に有名なビジネス漫画で、

主人公のサラリーマン島耕作が気持ち良いくらい出世していくサクセスストーリーを描いた漫画です

 

島耕作は日本のメーカーで働くサラリーマンですが、

「課長 島耕作」「社長 島耕作」など役職別にシリーズ化されています。


そのシリーズのうち「取締役 島耕作」では島耕作が取締役兼中国子会社の総経理となり中国を舞台に活躍します


日系企業の時代背景や中国スタッフへのマネジメント、中国人と日本人の商習慣の考え方、夜の接待や中国駐在員の人間関係をリアルに描いています。

 

ビジネス漫画として非常に読み応えがあり、参考になることも多い作品です。

おまけ:中国人作者「孫向文」の反中漫画

この漫画を見て中国が好きになるとは思いませんがリアルな中国人が描く中国ならびに共産党のことを描いた漫画です

客観的に中国のことを描いているので単純に中国や共産党のことを知れる漫画だと思います

 

中国歴史なことや宗教、文化的なことにも触れているので参考になると同時に面白い漫画だと思います。

 

まとめ

中国出張が決まったら以下の作品をぜひ見てみて下さい!

  1. 三国志
  2. キングダム
  3. ラストエンペラー
  4. 封神演義
  5. 取締役島耕作

 

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