中国語を学ぶために北京語言大学に約半年留学していました。
実際に中国の大学ではどんな授業が受けられるのか?
本記事では北語の授業内容をご紹介します
- はじめに)北京語言大学は”外国人に中国語を教える”に最も長けた大学
- 北京語言大学の中国語短期留学コースはいくつも用意されている
- 強化班(速成)のカリキュラムは中国語をバランスよく学べる
- 強化班(速成)は日帰り旅行や修学旅行もカリキュラムに組まれている
- 初心者が大学の授業で気をつけるべき点は声調と発音
- まとめ
はじめに)北京語言大学は”外国人に中国語を教える”に最も長けた大学
この大学は外国人留学生に中国語や中華文化を教えることに関して最も実績のある大学です。
留学生に授業を教える先生たちは中国語教育の博士を取得しているエキスパート揃いで教え方が上手な先生がとても多いです。
他大学にも留学経験のある学生いわく北京語言大学を選ぶべき理由は以下だそうで
- 先生の授業が上手い
- カリキュラムや体制がしっかりしている
- きれいな中国語が身に付く
さすが中国語教育の総本山といった評判ですね
塾の先生に聞いても”北語の先生たちは中国語を教えるエリートだよ”と言っていたので、この大学で語学留学をすることは正解なのだと思います
そんな北京言語大学では色々な授業やコースがあります
北京語言大学の中国語短期留学コースはいくつも用意されている
↓を参考にどうぞ
一番短いコースで4週間から留学できます。
自分は学期制の強化班コースの2月開始を選びました(上から2番目)
このコースは大学内で速成と呼ばれていて、計4ヶ月かけて中国語を学びます
強化班(速成)のカリキュラムは中国語をバランスよく学べる
強化班の授業は週30コマ(50分/コマ)です
08:00~15:00と朝から夕方まで授業があり、授業は主に以下の4つで構成されています。
- 総合
- 口語(スピーキング)
- 听力(ヒアリング)
- 阅读(リーディング)
選択科目にHSK対策講座もありました
また、週一回は中国文化を体験したりお茶を飲んだり、グループワークとして中国の大学生にインタビューをする課外授業もあります
リアルな時間割はこんな感じ
写真のように口語と総合が多めに設定されてます
科目の名前通り阅读の授業は中国語の文を読むことが中心、听力は中国語を聞く時間が中心です
口語は話す練習が中心になりますがPPTを作って発表する機会も多いです
このように色々な授業を受けることで中国語の能力がバランスよく向上していきます
なお、総合、口語、听力、阅读の4科目は中間テストと期末テストがあります。
テスト前は多くの留学生がテスト勉強モードになるので、勉強するモチベーションが上がる期間となります。
ちなみに日本人はテストが得意なのか大体好成績を収めることができます、特に阅读はとても簡単でした(笑)
強化班(速成)は日帰り旅行や修学旅行もカリキュラムに組まれている
この大学で受けられるのは中国語の勉強だけではありません。中国の文化や有名な地を知るために多くのイベントが課外授業として組み込まれています。
旅行代金は最初から授業料に含まれているので行かないと勿体ないですよ。
自分のときはこんな感じで色々行けました
- 3月 中国茶体験、首都博物館
- 5月 山東省旅行(青島、泰山、)
- 6月 万里の長城 or 天坛公园
5月の山東省旅行は強化班の最大のイベント、クラスメートたちと4泊5日の旅行に出かけます
先輩方に聞くと前回は上海・蘇州、前々回は西安が修学旅行の行先だったとか。
初心者が大学の授業で気をつけるべき点は声調と発音
大学の授業は一対一ではありません。一つのクラスに15~20人程度の生徒がいますので、先生が一人の生徒にマンツーマンで教えることはできません。
そこで疎かになるのが発音やアクセントです
先生たちは注意してくれますが矯正までは付き合ってくれません
中国語において発音と声調は最も大事な要素です。しかし、日本人のほとんどが苦手にしています。
この対策は大学の授業だけでなく自身で訓練したり、語学学校などで教えてもらうようにしましょう。
この部分を疎かにすると途中で絶対に躓くことになるので気を付けましょう
まとめ
授業の科目や内容についてご紹介しました。
北京語言大学で頑張れば中国語は劇的にレベルアップすること間違いないです。
真面目な留学生も比較的多く、良い先生も多い勉強に最適な環境です。
中国留学に興味のある方に少しでも参考になれば幸いです。
おまけ)大学の授業だけではモノ足りないなら塾に行くのもおススメです。自分は塾にも行っててました