嫌いな中国出張はきっと好きになる

2016年4月に突如中国出張が決まった20代理系サラリーマン。2017年6月には中国20都市以上を訪問。 嫌いだった中国も今は自分のアナザースカイになりつつある。  内容は中国事情や旅行、出張関連、スポーツ、etc.

1人っ子政策の影響で増えた独身男性に焦点を当てたNHK番組が面白そう

中国に関する面白そうなドキュメンタリー番組を見つけたのでメモ&ご紹介にて。

中国では36年間、1人っ子政策を行ってきたことにより男女の人口比率が偏ってしまっています(男性が多くて女性が少ない)。この歪な人口比率構造よって、中国では多くの問題が生じています。

 

その一つが男性人口が増えたことによって生じた

「独身男性が増えて、結婚できない男たち‥‥問題」です

 

この問題に焦点を当てたのが以下のNHKドキュメンタリー番組

www.nhk.or.jp

2017年8月20日(日) 午後10時00分(50分)  BS1 放送 

 

タイトルから切ない雰囲気が漂っていますね、、、。個人的にかなり楽しみな番組なのでご紹介にて。

番組の概要

  • 中国では一人っ子政策の影響で、男女の人口バランスが大きく崩れている
  • 「光棍児」と呼ばれる、結婚難に陥った男性たちの婚活現場に密着
  • カネがすべての世の中なのか? 急速な社会の変化を、独身男性の目から見つめる

HPでも紹介されていますが

「男女の人口バランスが崩れ農村部では、多くの男性が結婚難に陥っている、、、」

 

「いま女の子が本当にいないんだよ」

 

「押し寄せる消費文化の波、疑心暗鬼になる独身男性たち」

 

「女の言うことをうのみにしちゃいけないんだ」

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、、、男性は見ていて少し胸が締め付けられちゃいますね。 そして中国ならではの問題だと感じます。

 

番組として面白そうだけど、現実的にはとても切実で無視できないテーマです。

上記で紹介した番組紹介のページにも色々な見どころが紹介されていて、それらを見るだけでも楽しめます。

(番組の引用)

中国では一人っ子政策の影響で男女のバランスが大きく崩れ、近年、多くの男性が結婚難に陥っている。発展が遅れている内陸部の農村では古い慣習と改革開放による消費文化の波が激しくぶつかり、途方にくれる独身男たちはその狭間で悲惨な現実に直面している。中国の政府系シンクタンクによると2020年時点で一生結婚できない男性は1000万人超。女性の実家の前で、一家の「面接結果」を待つ焦る男たち。圧倒的な“売り手市場”の中、露骨な要求を突きつける女たち。番組では恋愛、結婚、そして、家族の存在が赤裸々に語られる中国村社会の婚活現場を密着取材。村の共同体は凋落し、絶対的な価値観が空洞化している中で揺れ動く独身男たちの心模様をみつめる。

 

中国で行われた1人っ子政策とは

中国語では”独生子女政策”と書きます。1979年から2015年まで導入された厳格な人口抑制策です。この政策は国策となっており、『中華人民共和国憲法』上の規定と、1980年改正の『中華人民共和国婚姻法』、第3に各地区の計画出産条例のようです。

一人っ子政策 - Wikipedia

1人っ子宣言をした夫婦は以下の優遇策を受けることができます。一方で、2人目以上はは特定の条件を満たす夫婦のみ許可されます。

賞罰制度のまとめ

  • 月5元(当時の平均月収の約1割)の奨励金を子供が14歳になるまで受領できる。
  • 託児所への優先入学、学費免除
  • 学校への優先入学、学費補助
  • 医療費支給
  • 就職の優先
  • 都市部における住宅の優遇配分、農村における「自留地」の優先配分
  • 退休金(年金)の加算と割り増し

「一人っ子」宣言をしなかった夫婦は以下の不利益を受ける

  • 超過出産費(多子女費ともいう)の徴収、夫婦双方賃金カット
  • 社会養育費(託児費・学費)の徴収
  • 医療費と出産入院費の自弁
  • 昇給や昇進の停止

そう言えば、自分の周りの中国人も一人しか子供いない家が多かった気がしますねえ。(てか、月5元てめちゃ安い笑)

この政策で男女比に差が出た

やはり子供を一人しか産めない状況になってしまったことによって、子孫繁栄、稼ぎ頭などのために夫婦はどうしても男の子を残そうとします。

その結果、、

 

現在、中国では男性の方が4000万人多いと言われています

 

この歪な男女比によって、今回ご紹介したドキュメンタリー番組のような未婚問題が生じています。

 

加えて、この政策によって少子高齢化問題も深刻化しています。これから中国も色々な問題が表面化するでしょうねえ。

 

まとめ

中国は日本と文化的にも地理的にも近い国ですが、ユニークな問題を多く抱えています。このような番組を通じて中国を少しでも知っていきたいと思います。